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水虫の4つのタイプの症状と原因や対処法を解説!


「足の指の間がじゅくじゅくしてきた」「足の裏がかゆい気がする」

このような症状で悩んでいたら、水虫の可能性があります。水虫は足の指にできるイメージがありますが、実はかかとや爪にも見られる疾患です。足の指に限らず、普段見慣れない症状が出てきた場合は、一度水虫を疑ってみても良いかもしれません。

この記事では、水虫の原因やタイプ別の症状を紹介し、基本の対処法まで解説します。水虫と気付かずに症状を放置すると悪化する可能性もあるため、十分注意してください。

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水虫の原因やなりやすい人とは?

まずは、水虫の原因や、どのような人が水虫を発症しやすいかについて解説します。このあと説明する対策方法にも関係してくるため、理解しておきましょう。

水虫の原因

水虫は、原因菌である白癬(はくせん)菌という真菌(カビ)に感染することで発症します。白癬菌のほとんどは人の角質に住み着いていて、この角質が剥がれ落ちたものであるフケや垢などを介して周囲に感染していきます。

ただし、白癬菌に触れたからといって、すぐに水虫を発症するわけではありません。白癬菌が人の皮膚に入り込むには24時間かかるといわれているため、それまでに洗い流すなどの対策をとれば、感染の確率を低減させられます。

また、白癬菌は高温多湿な環境で活発になるので、乾燥した清潔な状態を保つことでも発症しにくくなります。

水虫になりやすいタイプ

水虫は年齢や性別に関係なく、誰でも感染する可能性があります。水虫と聞くと、なんとなく成人男性が発症するイメージを持つ方も多いと思いますが、男性だから症状が出やすいということは特にありません。

最近は女性や子供の水虫も増えてきていて、日本人の4~5人に1人が感染しているともいわれています。家庭内など身近な場所に白癬菌に感染した人がいれば、そこから誰にでもうつる可能性があるのです。

したがって、水虫を発症したことに気付いたらすぐに対処し、周囲にうつさないようにすることが重要といえるでしょう。

水虫の症状4つのタイプ


水虫は足から発症することが多く、代表的な水虫の症状は以下の4タイプに分けられます。それぞれの特徴などを含めて、詳しく解説します。

趾間型(しかんがた)

趾間型は水虫の症状として一番多いもので、足の指と指の間にできます。薬指と小指の間(第四趾間)にできやすいのが特徴です。

皮膚がカサカサした状態になる乾燥型と、白くふやけて薄皮がめくれ、じゅくじゅくとしてくる湿潤型があり、特に湿潤型は基本的に強いかゆみをともないます。また、独特の臭いを発生させることもあります。

小水疱型(しょうすいほうがた)

小水疱型の水虫では、足の裏や側面にポツポツとした小さな水ぶくれが多数発生します。足の裏のなかでも、特に土踏まずを中心に症状が出ます。このタイプの水虫は強いかゆみをともなうことが特徴です。

ちなみに、水ぶくれが破れて汁が出ることもありますが、この汁を触ることは感染の原因になりません。

角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)

角質増殖型は、足の裏全体の皮膚(角質)が分厚くなり、カサカサして白い粉がふいたような状態になる水虫です。かゆみはほぼないため、水虫だと気が付かずに放置してしまう人も多くいます。

かかと部分がひび割れた状態になることもあり、痛みをともなうことがあります。乾燥しやすい冬などに、よく発症が見られるタイプの水虫です。

なお、このあと紹介する爪白癬を併発する可能性がある点にも、注意してください。

爪白癬(つめはくせん)

爪白癬は爪にできる水虫です。他のタイプの水虫を治療せずに放っておくと、白癬菌が爪の間に入って感染することがあります。特に親指の爪に発症しやすく、爪が白っぽい色や黄白色に変色し、悪化するとボロボロと崩れるようになるのが特徴です。

さらに症状が進行すると、爪が変形して皮膚に食い込むなどして、痛みが出ることもあります。

爪白癬になったら、家族で爪切りを共用しないこと、爪切りの際に切った爪が周囲に飛び散らないようにすることに気を付けましょう。

水虫の症状を放置すると全身にうつる可能性も

水虫の発症部位としては足が多く知られていますが、なかには足以外の場所に感染して症状が出るケースもあります。例えば、手の爪・頭皮・上半身など全身にわたって発症する可能性があるのです。

特に、白癬菌が爪に感染すると完治まで時間がかかり、皮膚に作用する一般的な水虫の塗り薬での治療が困難になるため注意してください。爪が生え変わるまでは、足の指の場合で約1年かかり、治療もそれだけ時間がかかります。

以上のことからも、水虫の初期症状が見られたら放置せずにできるだけ早く対処し、症状の範囲を広げないことが重要です。

水虫の症状が出たときの対処


ここでは、「水虫かも?」と思ったときにまずすべきことや、水虫の治し方を解説します。先述のように、水虫は白癬菌に24時間触れていることで発症しやすくなるので、できるだけ早急に対策を行ないましょう。

症状悪化や家庭内感染を予防

水虫が疑われる場合、まずは「症状の悪化を防ぐ」「他の人にうつさない」の2点に気を付けてください。具体的には、白癬菌と常に接触する環境とならないよう、患部や住環境などを清潔にするのが基本です。例としては、以下のような対策が挙げられます。

  • ・患部を洗って清潔にし、乾燥させる
  • ・スリッパや爪切りを共用しない
  • ・バスマットはこまめに替えて清潔にする
  • ・患部はできるだけ通気性の良い状態を保つ
  • ・床を拭き掃除するなどして衛生的に保つ

水虫の症状が多く見られる足は、全身のなかでも高温多湿になりやすい部位です。一日中蒸れた状態で靴を履き続けたり、革靴やブーツなどの通気性の悪い靴を履いたりするのはおすすめしません。

仕事中でもできればオフィスではスリッパに履き替える、5本指ソックスや抗菌性のある靴下を選ぶなど、少しでも白癬菌が活発化しないように対策しましょう。

また、他の人にうつさないよう、自宅内でバスマット・タオル・スリッパなどの共用を避ける、自宅外では共用施設を裸足で利用しない、などの対策も併せて行なってください。

水虫は自然には治らない

水虫は命に関わるような症状ではないため放置されがちですが、自然には治らないため必ず治療が必要です。皮膚科で処方される薬や、市販薬で適切に殺菌しましょう。

また、症状が改善したからといって中途半端に治療を中断せず、完治するまで根気強く対処することも重要です。水虫の原因菌である白癬菌はカビの一種ですが、人間はカビに対して抗体を持てないため、一度治っても再発することがあります。

そのため、殺菌が不十分だと、家庭内などで何度もうつしあって発症を繰り返しかねません。

ブテナロックL パウダーゲルは1日1回で水虫に効果を発揮

初めて水虫の症状が出た場合、まずは皮膚科を受診して水虫かどうか診断してもらうのが基本です。一見すると水虫に見える症状でも、実は水虫以外の疾患の可能性もあるため、自己判断だけで対処しないようにしましょう。

ただし、継続的に受診する時間がとれない方や、再発など自分で水虫と判断できる方は、市販薬を使って治療するのも一つの方法です。

ブテナロックL パウダーゲルは、水虫の症状で悩む方のための指定第2類医薬品です。殺菌力と優れた角質浸透力で、1日1回で水虫に効果を発揮します。 また、サラサラのパウダーゲルで塗ったあとの嫌なべたつきがありません。かゆみ止め成分や、爽快感のある成分も配合しているので、患部が気になってついかきむしってしまう方なども、ぜひお試しください。

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まとめ

水虫は年齢や性別を問わず、誰にでも発症する可能性があるうえ、何度でも再発する可能性がある疾患です。大した症状ではないからと放置すると、周囲に広がってしまうことも考えられます。

この記事で紹介したような症状が見られる場合は、病院受診や市販薬を利用するなどして、すぐに対策を始め、完治まで根気強く治療しましょう。

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